GA4でパラメータ付きURLの表示回数を確認する方法

GoogleAnalytics4でパラメータ付きURLの表示回数を確認する方法

GA4(GoogleAnalytics4)でアクセスデータを確認していた際、パラーメータ付きURLのアクセスデータが表示されていないことに気づきました。

パラメータ付きURL例
https://●●●.com/index.php?xxx=12345

例えば、標準レポート(レポート > エンゲージメント > ページとスクリーン等)でざっくりアクセスの多いコンテンツを見ていると、パラメータの付いたURLがない。

標準レポートにディメンションを追加すれば見れるはずなのですが、なぜかうまくいかず..

流石に計測できていないはずはないだろうと確認方法を調べた結果、取り急ぎ「データ探索ツール」にて確認する方法がわかりやすく、良さそうでした。

そこで本記事では「パラメータ付きのURLの表示回数をGA4で確認する方法」をまとめてみたいと思います。

 

1.探索より自由形式のレポートを作成

GA4のデータ探索作成画面スクリーンショット

 

2.見たいディメンション・指標をセット

GA4のデータ探索作成画面(ディメンションの選択)スクリーンショット

ディメンションに「ページロケーション」もしくは「ページパス+クエリ文字列」等、URLの見れるディメンション(分析軸)を追加します。

ここでは「ページパス+クエリ文字列」をセットします。

GA4のデータ探索作成画面(指標の選択)スクリーンショット

次に同じ要領で指標に「表示回数」をセットします。

 

3.表示させたい項目(行)(値)をセット

GA4のデータ探索作成画面(行と値を設定)スクリーンショット

ディメンションに追加した「ページパス+クエリ文字列」を隣のカラムの「行」へドロップ。

次に同じ要領で、同カラム内「値」に「表示回数」をセットします。

ここまでで「ページパス+クエリ文字列」のレポートが表示されるようになりました。

 

4.パラメータ付きURLのみにフィルタリング

最後に今回見たいパラメータ付きURLのみにフィルタリングしてみます。

GA4のデータ探索作成画面(フィルタリング)スクリーンショット

フィルタの欄にディメンション「ページパス+クエリ文字列」をセット、

GA4のデータ探索作成画面(フィルタリング)スクリーンショット

条件のマッチタイプは「含む」、式はパラメータですから「?」で良いですね。

これでフィルタリングできます。

 

あとは必要に応じて適宜、期間や行数等調整していただければよろしいかと。

 

おわりに

CMSやASPの仕様によって独自のパラメータを多様するようなwebサイトでは、パラメータのついたURLのアクセスをざっくり把握したい場合、こういったデータ探索ツールを使用した確認方法がよさそうです。

逆に、LINEや広告等、外部メディアからの流入を計測するために、utmパラメータを使用している場合は、下記の記事をご参考になさってください。

»GA4でLINE公式アカウントからの流入・CVを計測する方法

なお、このデータ探索ツールについての公式ヘルプページが、結構読み応えのある内容となっています。
とても便利なツールですので、興味のある方はご覧になってみてください。

»アナリティクス ヘルプ – データ探索ツール

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