ブログのネタの探し方 おすすめ5選

うちのお客さまへ、コンテンツの発信をおすすめすることがよくあります。

いわゆるコンテンツSEOと呼ばれるものです。

ざっくり言えば、ターゲット層に対し、ニーズのある情報発信をたくさんして、ホームページへのアクセスを増やしましょう、という施策です。

関連記事:SEOとは何か?わかりやすく簡単に説明します

 

右肩上がりのGoogleのオーガニック検索のクリック数の推移
ニーズのある情報をコツコツ発信し続けるとこのグラフように右肩上がりでアクセスが増えます

 

その一環として、例えば事例や実績系のコンテンツであれば、業務のなかで必然的にネタができてくるので、あまり困ることは少ないでしょう。どういったご相談をうけ、それにに対しどういう提案をして、どんな結果につながったのか、といったように書く内容も明確ですし、基本的には事実を書くだけですので。

ただその一方で、ブログやトピックスといった自由度の高いコンテンツは、なんでも書けてしまうがゆえ、具体的に何を書いていくのかそのネタに困る、ネタ切れになって続かない、といったケースも多いのではないでしょうか。

今日はそんな方のために、ブログのネタの探し方、考え方をまとめてみたいと思います。

前提

ブログというと「日記のようなもの」というイメージをお持ちの方もみえるかもしれません。それは間違いではないのですが、SEOを考慮するのであれば、検索エンジンユーザーにとって需要のあることを書かなければ意味がありません。

例えば今日食べたランチがどうとか、それは芸能人・スポーツ選手、著名人には需要がありますし、一個人の日記として書く分には良いのですが、僕も含め一般人のランチには、残念ながら需要はありません。

今このブログを読んでくださっているあなたも、僕が今日何を食べたかなんて興味はないでしょう?笑

スタッフの人柄やキャラクターでブランディングしてくならアリ、という場合もありますが、それはむしろXやInstagram等、SNSの方が相性がいいかもしれませんね。

いずれにせよSEOという観点では、あまり意味がありません。

大事なことなので何度も言いますが、ホームページで情報発信をする目的は、あくまでも「ターゲット層に対し、ニーズのあるコンテンツを量産し、見込み客となるでろう人たちのアクセスを増やすこと」にあります。お客さんになるであろう人たちが検索すること、知りたいことは何か、その答えを用意してあげるのです。

 

理想形

まずはじめに理想的なネタの探し方として、どんな風にテーマの決め、ブログを書くのかざっくりご説明します。

決してこういうやり方をして欲しいということではなく、予備知識として知っておいていただければと。

1.キーワードの検索数や、関連ワード等を調べる

「検索されている数が多いキーワード=需要のある情報」です。

必ずしも検索回数が多ければ良いというわけではありませんが(その分競合となる記事が多いので)、どういったキーワードに需要があるのかを調べます。

この時点でなんとなく自分でも記事が書けそうなキーワードをリストアップ、目星をつけます。

ChatGPT等のAIサービスを使って調べたり、アイデアを検討しても良いでしょう。

2.実際に検索する

そのキーワードを実際に検索し、競合となる記事を観察します。

どんな記事タイトルや内容を書けばGoogleが評価するのか、上位表示されるのかを分析し、記事を書くといった流れになります。

 

とまあ、理想はこうなんですが、こんなことなかなかできないじゃないですか。

僕たちだって毎回こんな書き方するのは正直しんどい。

じゃあ、どうすればいいのか。どうやってネタを見つければいいのか。

もう少しハードルが低く、僕がよく使う手法をお伝えします。

前置きがとても長くなってしまいましたが、ここからがこの記事の本題です。

 

 

お客さんからよく聞かれること・アドバイスしたことを記事にしよう

普段業務にあたっていると、お客さんから質問をもらったり相談されたり、アドバイスを求められたりすることがありますよね?どんな業種でもあるはずです。

その方が悩んだこと、知らなかったことというのは、同じような方が必ずいるはずです。それがよく聞かれる質問であればなおのこと、これこそまさに需要のある内容。

実際にこれらの記事がそうです。

いわゆるハウツー系の記事ですね。

実際、お客さんから質問されたことをきっかけに書いた記事です。

質問やアドバイスではなくとも、よく話題になる業界ならではの雑学や豆知識、みたいなものでもいいかもしれませんね。

SEO以外でもメリットがある

こういう「よく聞かれること」「アドバイスしたこと」等をブログに書いておくと、SEO以外にもメリットがあります。

特に僕らの業種は、文章だけで説明ようと思うとわかりにくものが多かったり、手順を説明してあげるべきシーンがよくあります。

例えば「ブログにYouTubeを埋め込むのってどうやるんですか?」と質問されたとします。

あらかじめ記事を書いておけば、「この記事を見てもらえばわかると思います!」って送ってあげられる。業務の効率化ですね。

そもそも「YouTubeの動画の埋め込み方」なんて、検索すれば僕らのような制作会社やブロガーさんの書いた記事がたくさんでてくるわけで、わざわざ自分で書かなくても、適当にヒットした記事を参考に送ってあげることはできます。

ただ、知らない会社、知らない人の書いた記事をお客さんに送るよりも、自分で書いた記事をやっぱり送ってあげたいじゃないですか。わかりくかったら改善することもできますし。

なんなら今書いているこの記事もそうです。

お客さんがブログに行き詰まっていたら「この記事を参考にしてみてください!」って送ってあげられます。

具体例:建築会社さんの場合

例えば、建築会社さん。

初めて相談にみえたお客さまから土地の相談をされました。「候補が3つあって、どれがいいと思いますか?」と。

あなたはこうアドバイスしました。「この土地は、ここがこうなのでこっちの土地がいいと思います!」

このとき、知識・経験からアドバイスをしたわけです。

それをブログで書けばいいのです。

あるいは、誤解されていること、よく知られていないことへのアピールなどもオススメです。

プランのプレゼンをした際に、家具のコーディネイトも提案したら「そんなことまでやってもらえるんですか!?」と喜んでもらえた。

裏を返せば「家具のコーディネイトはしてもらえないと思われていた」わけです。

これはブログにするチャンス。きっと同じように思っている人がまだまだいるでしょう。

ぜひ「家具のコーディネイトもおまかせください」といったテーマでブログを書いてみてください。

 

社内のルール・マニュアルをブログにしてしまおう

お客さんではなく、社員、スタッフから質問をうけることも日常的にあるでしょう。

例えば新入社員や部下への指導であったり「こういう場合はこうするんだよ、特にうちの場合はこうこうこうで‥」といったやりとり。逆に、調べ物をしたり、上司や同僚に相談をする機会もありますよね。

いずれにせよ、普段の業務のなかで、教えたこと、教えてもらったこと、調べたこと等々、それらを自分のメモや議事録をかねて記事にするんです。

部下から質問がきたときに「この記事見て〜」ってシェアすることもできます。

実際に下記の記事は、うちのスタッフ間でのやりとりをヒントに、書いた記事です。

質問や相談されたことが思い出せなかったとしても、「新人さんへ向けてこんな記事を書いておくと役に立ちそうだ、マニュアル代わりになりそうだ」といった観点で、あらかじめ書いておくのももちろんアリです。

 

時事ネタ・旬な話題で書いてみよう

どんな業界にも時事ネタ、旬な話題というものがあります。

例えばIT業界で言えば今年の頭にChatGPT(AIチャットサービス)がかなり話題になりました。

コロナ禍においては、リモートワークが増えたりと、その時々で話題が出てきます。

そういった旬な話題も、ブログのネタとして充分な材料になりえます。

また、「話題性」「ニュース性」の高い記事は、優先的に検索結果上位に表示されることがあります。(例えば、展示会・見本市などのイベント情報、コロナ禍における緊急事態宣言、メディアで取り上げられた話題など)

時事ネタ、旬な話題というのは、そういった観点でもオススメのテーマです。

 

会社の強みや特徴をアピールしよう

自分の会社の特徴であったり、考え方、想い。それらに関わるイベントやできごとを記事にしましょう。

これはSEOのワードがどうとか需要がどうとかそういった観点から少し離れてしまうのですが‥。

うちの場合で言えば、下記の記事がそれに該当します。

極論ですが、ニーズを意識し続けると、みんな同じ情報ばかりなってしまいますからね。
そんなこと関係なく、自社のアピールポイントだったり、大切にしていることをあらためて書くとか、そんな記事もアリ、いや他社との差別化という意味ではむしろあった方がいいと思います。

ただ内容によっては、SEO対策としての優先度は低くなるため、自己満足になりすぎないよう注意しましょう。

 

競合他社や他のブログを参考にしてみよう

これももうシンプルにそのままなのですが、どうにもこうにもネタが思いつかない場合は、素直に他のブログを参考にしましょう。

この会社のブログはすごいなあと思えるものを探してみましょう。

例えばお客さんになりきって、検索しそうなキーワードで実際に検索してみる。競合他社のページがたくさん出てくるでしょう。

同じテーマで書いても、会社によって内容や書き方は変わるはずです。

また、まったくの異業種であったとしても、面白いと思ったブログを、自分の業種に置き換えれば参考になる場合だって充分あります。

参考にする、という意味では、なんならブログでなくとも良いかもしれません。

雑誌やSNS、テレビ番組、Youtube等、ネタのヒントにさえなればなんでも良いのです。

もちろん、コピペやパクリはダメですよ。

 

まとめ

今日お伝えしたかったネタの考え方は、

  • お客さんからよく聞かれること・アドバイスしたことを記事にしよう
  • 社内のルール・マニュアルをブログにしてしまおう
  • 時事ネタ・旬な話題で書いてみよう
  • 会社の強みや特徴をアピールしよう
  • 競合他社や他のブログを参考にしてみよう

この5つです。

 

ブログを書くって本当に大変ですよね。

この記事もそれなりに時間がをかけて書いてるのでお気持ちはよくわかります。

記事のテーマ・内容によっては、自分の知識が間違っていないか、調べ直したりしながら述べ数日がかりで書くことことだってあります。

しかもそれを継続していく。なんとも根気のいる作業です。

お問い合わせを増やすことが目的だとすれば、その成果が出るまでにも時間がかかります。

だからほとんどやれる人がいない。だからこそそこにはチャンスがあって、たかがブログされどブログなんだと思います。

コンテンツは財産。きちんとニーズのある情報が発信できれば、広告費をかけずともアクセス数やお問い合わせの数は安定し続けるでしょう。

そんな状況を目指して頑張るWeb担当者さん、ブログ担当者さんに、この記事が少しでもお役に立つと嬉しいです。

一緒にがんばりましょう!

 

 

追伸

それでもやっぱり難しい..という方はこの記事の途中でも紹介しましたこちらをお試しください!
»ChatGPTを活用したブログの書き方

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