Adobe Photoshopを活用!画像編集・バナー作成基礎講習をしました
「社内のスタッフでも、簡単な画像の加工や、バナーくらいはつくれるようになりたい」と、犬のトイプードルに特化した専門通販サイトを運営する企業様よりご要望いただき、Photoshop(フォトショップ)の講習をさせていただきました。
目次
Photoshop講習をご依頼頂いた理由
以前は、同社のAdobe Fireworks(ファイアーワークス)を使って画像編集やバナー作成を行われていたのですがソフトウェアの開発終了に伴い、Photoshopへ移行しなければならないという理由が主になります。また新しくスタッフさんが入られた事もあり、基本操作からバナー作成までを指南してほしい、とのことでした。
Fireworks開発終了
2013年5月6日にAdobeがCreative Suiteシリーズから、月額年額制のカードタイプであるCreative Cloudに移行されるのと同時に、Fireworks CS6以降のバージョン開発が実質終了となりました。
Photoshop講習の目次
今回はバナー作成を目的として、画像加工や編集、バナーの考え方などをお伝えしました。
1.Photoshopの基本操作
- Photoshopとは?
- ドキュメントの作成方法
- 解像度、初期設定について
- カンバスとは?
- ツールバーの説明
- パネルとは?
- 文字の配置方法
- 画像の配置方法
- 画像の拡大縮小
- 画像の切り抜き方
- レイヤースタイルについて
- 調整レイヤーについて
- 写真の加工方法
- スマートオブジェクトについて
2.バナーの役割
- バナーの役割とはなにか?
- 広告以外の利用目的
- 優秀なバナーの定義
3.バナー概論
- バナー制作の時に大切なこと
- 目指すべき表現を作り上げる
- 配置した各要素の意図を明文化する
4.バナー制作の流れ
- 目的の定義
- 参考を探す
- 手書きのラフ案作成
- 参考を元に作成
5.バナー制作実践(2時間程度)
- 作成時のコツ
- 素材の用意
- バナー作成(お題を別途提示)
6.画像の書き出し方法
- スライスの説明
- ファイル形式の説明
- ファイル管理方法にの説明
Photoshop講習を通しての収穫
今回の講習を通して収穫が2つありました。
1つは、Photoshopを初めて触られた方が「楽しい!」「すごい!」など、写真加工やバナー作成を通して細かな感動を多く体感していただけたこと。
もう1つは、同行したデザイナーが普段デザイン作成を行なっている際に如何に一般の方(デザイン業務従事者ではない方)に、デザインを言葉として伝えられるのか、理解してもらうのかを肌で感じてもらえた事が一番の収穫でした。
重要なのは日々の作業と慣れ
3時間という限られた時間の中で、バナーや画像についての概論からバナー作成ワークショップまで行わせていただきました。多くの工程を短時間に詰め込んだ内容であり、専門用語も多く飛び交う中スタッフさんもしっかりとメモしてくださったり、随時質問をしていただいたりと終始賑やかな雰囲気の中、行うことができました。
ただ、実務としてPhotoshopを活用していくとなるとまた別の話です。専門家が横にいない中で画像加工など少しでも手数を増やしてツールを触って慣れていくしかありません。定期的に、ショップの店長さんに連絡を入れさせていただき、Photoshopを活用できるレベルにまで昇華していけたらと思います。
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