自分1人で気づかない視点。対話で座右の銘が変わった話。

はじめまして、ディレクターのコスギと言います。

突然ですが「あなたの座右の銘はなんですか」このように聞かれて、答えられますか?

今まで私は即答できていたのですが、なんと‥それは座右の銘ではなく、ただただ好きな言葉を答えていただけだった、という事に気づくことができたので、今回記事にしてみようと思います。

私コスギは、ディレクターとしてATTNOELに入社し、まだまだ新人ですので、新しい事に触れながら、吸収し、充実感を持って業務に取り組んでいる毎日です。

そんなある日、スタッフ紹介ページに載せる為に「自己紹介文と座右の銘を書いてほしい」と言われ、文章力に自信がない私は、戸惑ったのと同時に社員として認められた感じがして、喜びの感情も湧いてきたのが正直な気持ちです。

そのせいか、サクサク書けて、自己紹介文も座右の名もすぐに提出できました。

この時に書いた座右の銘がこちらです。
「一か八か」
あれこれ考える前にまず行動し、実行し続けると良い結果は自ずとついてくると考えているので、この言葉を座右の名にしていました。

しかし、紹介ページを見た社長から「座右の銘‥違くね?」と‥

私が座右の銘として今まで大事にしてきた言葉が違う?え?なぜ?と困惑し、ヘコみました。

でもなぜ変えた方がいいのか、なぜ「一か八か」を選んだのか、社長と対話していく中で、自分にはない視点で捉えることができ、だんだんと明確になっていく感覚がありました。

座右の銘を変えた方がいい理由

・言葉(一か八か)と補足(あれこれ考える前にまず行動し、実行し続けると良い結果は自ずとついてくる)では意味が違うので伝わりづらい
・単純になんとなく好きだからで決めてた
・補足した意味の方に座右の銘が隠れている

「一か八か」を座右の銘にしていた理由

・言葉として字面が好き
・好きな数字が入っていた
・色々含ませれる言葉の為、汎用性が高い

結果として、好きな言葉をなんとか使う為に意味を変えて伝わりにくくしている、ということが見えてきました。

さらに自己分析してみた

私が大切にしたかったのは「一か八か」という言葉ではなく「あれこれ考える前にまず行動し、実行し続けると良い結果は自ずとついてくる」という姿勢であったため、この想いを深く理解するために、さらに対話をしながら、自己分析をしていきました。

自分の信念や考えを踏まえて、自分はどう言う人間で、何が好きで何が嫌いか細かく考えていきました。

この時同時に思いついた座右の銘になりそうな言葉を口に出し、言語化することを意識的に行って、違和感を感じないかの確認もしていました。

例えば、「即行動」「考える前に動く」「変化を恐れない」「とにかく動く」などなど

それでもこれだ!にいきつかず逆に考えてみた

自分の中である程度固まってきた段階であっても、なかなかこれだ!という言葉にたどり着けず、核心に触れていない気がしていたので、逆に信念や考えが合わなそうな人を想像して、自分との違いを羅列してみることにしました。

ぎゅっとまとめると下記のような相手ということがわかりました。

「今自分の置かれている状況に甘んじて余裕に振る舞う人」でした。

なぜそうするのか理解すると本質が見えてくる気がしたので、更に考えてみると、「変化を望んでいない」「諦めている」「限界を決めている」など

現状に満足している状態であるからできる振舞いだという事に気づきました。

たどりついた言葉

自分のことを深く考え、自分とは逆の人のことも考えた結果、ふと頭に残った言葉。

「今に満足しない」

これが僕の座右の銘です。

補足する必要もなく、常に心にとめておき、励まし戒めてくれる言葉になりました。

よろしければ弊社のスタッフ紹介ページをご覧下さい。

ATTNOELスタッフ紹介

今回座右の銘を改めて考え直したことは、自分自身のことを再確認する時間でもありました。

また1人ではなく対話しながら、考えていくという行為は、自分にはない視点や角度で物事を捉えることができ、固定概念を壊すことのできる作業であると感じました。

時間をかけて考え悩んで出した言葉は人生に寄り添う言葉になる。

今回の学びはそこかもしれません。

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