GA4の基本的な使い方 初級編

Google社の提供するアクセス解析ツール「Google Analytics」。

実にいろんなデータが見られたり、使い方ができるのですが、その機能の多さゆえ、こういったツールに慣れていない方には、ハードルが高いでしょう。

お客さまからも「Google Analyticsの見方・使い方を教えて欲しい」とご相談いたくことがしばしばあります。

そこで本記事では、Google Analyticsに慣れていらっしゃらない方、初めて見る方に向けて、基本的なデータの確認方法をまとめたいと思います。

基本メニュー

まずは、基本メニューの説明をしながら、Google Analyticsの全体像をご説明します。

ホーム

ホーム画面では、Webサイト概況が確認できます。

ユーザー数やアクセス数といった主要項目、よく見られているページ、流入元などが一目で確認できます。

レポート

GoogleAnalyticsに最初から用意されている標準的なレポートが確認できます。

画面右上で対象期間を設定しながら使用します。

なお、本記事ではこの「レポート」の使い方がメインにご説明していきます。

探索

自分で自由にレポートを作成できます。

標準的なレポートでは、知りたいデータが見られない・見づらい、といった場合に使用するのがこの「探索」です。

広告

Googleで広告を出稿している場合に使用するメニューです。

管理

「管理」は、GoogleAnalyticsの設定に使用します。

いかがでしょう、なんとなく全体像はつかめましたでしょうか？

次章より、見たいデータがどこから見られるのか基本的なレポートの見方をご説明していきます。

どんなユーザーがアクセスしているのか知りたい

レポート > ユーザー > ユーザー属性 > 概要

この画面ではサイトへアクセスしたユーザーに関するデータが見られます。

• エリア（国・市区町村）
• 言語
• 性別
• 興味関心
• 年齢層

個人を特定するような情報は流石に得られませんが、どこのどんな人がアクセスしているのかが把握できます。

ユーザーがアクセスしている環境（OSやデバイス）が知りたい

レポート > ユーザー > テクノロジー > 概要

サイトへアクセスしたユーザーが使用している環境を把握できます。

• プラットフォーム デバイス（PC・スマホ・タブレット）
• OS（Windows・Mac・iOS・Android等）
• ブラウザ（Chrome・Safari・Edge等）

ユーザーのアクセス経路が知りたい

レポート > ライフサイクル > 集客 > 概要

ユーザーがどこを経由してWebサイトへアクセスしたのかを把握できます。

ユーザーがよく見ているページを知りたい

レポート > ライフサイクル > エンゲージメント > ページとスクリーン

ユーザーが最初に見たページを知りたい

レポート > ライフサイクル > エンゲージメント > ランディングページ

Googleでどんなワードで検索されているか知りたい

レポート > Search Console > Search Console > クエリ

Search Consoleという別のツールと連携しておく必要がありますが、実際にどんなキーワードでGoogleの検索結果に表示されたか、また、クリックされた回数なども見ることができます。

おわりに

Webサイトの運用・改善には欠かせないGoogleAnalytics。

弊社にて制作・リニューアルさせていただいたWebサイトにも、必ず導入しています。

基本的なデータの見方や操作方法は、特に難しくないので、なんだか難しそうなイメージを持って敬遠されてみえた方、興味のある方は、ぜひ一度ご覧になってみてくださいね。

なお、この記事をご覧になられる方で、そもそもGoogleAnalyticsの導入・設定ができていないという方は、別記事「【GA4】初期設定ガイド〜最低限設定しておくべき箇所〜」をご参考になさってください。

また、これらの記事には載っていないこと、わからないことなどあれば、お気軽にご相談いただければと思います。

ご自身、あるいは他社さんで制作したWebサイトであっても「GoogleAnalyticsの設定だけして欲しい」といったご依頼も承ります。